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2009.11.11 (Wed)

塤 xun 

         『塤』 という古代中国の土笛です。
土員 XUN
読みは「xun」
中国語の読み方だと
 「シュン」というのが近いかな。

日本語では
 「けん」という読み方だそうです。



来月のコンサートに向けてひさしぶりに出してきて練習を始めています。
数年前に中阮との二重奏で『陽関三畳』の演奏をした際、
どうしても上の「ラ」の音が低めにしか出ず、
音孔の調整して急場をしのいだ痕が痛々しい・・・というか笑える。
つまりは孔を広げただけ。しかも失敗!(笑)
左端の塤の一番上の孔。
開け過ぎた孔はパテで塞がなきゃね。

これらのシュンは1998年だったか
某楽団所属時の研修旅行の際に訪れた上海の楽器工場で購入。
(出国前にオーダー)
これは復元に携われた笛老師:陳重氏鑑定のもの。
(というか、このメーカーのはすべてそうらしいと後々知る)

復元改良されたこのシュンはクロスフィンガリング無しで
リコーダーやオカリナのように順番に指を開けていくという運指。
なので奏者には扱いやすいはず。
・・・・・はずなんだけど、息を入れる角度や吹き方の違いで
音程がなかなか定まらないのところが難しい。

休憩中、楽器を正面から見ていて孔の位置が左右対称でないことに初めて気づく。
左のほうが右の孔より若干下にある。
今何年?・・・買って10年は経っとるよ。。

あっ!
気づいてしまった。
鑑定した陳重先生って、(伝統的な)左構えやん!
てことはもしかして、右手からでなく、左手の薬指から開けるんとちがうかな。
試してみると、これだとドとレの音程の関係がほぼ正しい。

両手の親指で裏側の孔を、表の6個の孔を人差し指・中指・薬指でそれぞれ塞いで
全部孔を閉じた音を「筒音」という。(和楽器の篠笛や尺八も同じとか)
筒音がドとして指を塞いでいる孔をひとつあけるとレ。
このドとレの音程に開きがあるんです。いつも。
何も考えず、右手の一番下の孔、薬指の孔から順にあけてた私。
いろんな意味で、思い込みって危険です。

手持ちの陳重老師鑑定のは6個。あと鑑定無しのもあるし、
シュンに関しては息の入れ方でそれぞれ楽器の音程を調整する癖がついてるので
運指を修正しないでこのまま練習つづけようかな。

気づいた自分にも、気づかなかった自分にも
ある意味感動した自分でした。ちゃんちゃん♪

テーマ : 楽器 ジャンル : 音楽

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